iDeco枠の増額について

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f3e423e1a2360817d1d63b8d12df9bb19d71a37

まだ情報が錯綜しておりますが、「企業年金との合計の限度額を月額7000円引き上げる案などを検討しています。」とのこと。

しかし、それぞれ勤務会社によって限度額が現状でも違うため、実際どうなるかすごくわかりにくい。

要は国民年金受給者は月5万5000円から月6万2000円限度になり、
他の、月1万2,000円/月2万円/月2万3000円限度の方も月6万2,000円限度になるようです。

私に関していえば、年末調整の保険料控除のために、個人年金保険に月7000円で入っています。

それにより年間6,800円の控除を受けれています。
今回もし限度額が変われば、個人年金保険を解約し、iDecoを増額した方が得する可能性が高いです。

iDecoは支払った掛け金が全額所得控除の対象なので、そのまま月7,000円を資金スライドさせると、年間84,000円控除されることになります。

年間6,800円控除 vs 年間84,000円控除-iDeco投資総額の出口課税
となり、仮に後者が全額課税されたとしても、iDecoの勝利でしょう。

【個人年金解約→iDecoに資金スライドのデメリット】
①個人年金11年目くらいまで、解約払戻金が元本割れする場合が多い
 →控除効果を加味したら損はしてない事の方が多い
②iDeco払戻金が多くなることにより、課税可能性が高まる
 →利益総額が増えるなら問題なし
③途中解約ができなくなる
 →掛け金の変更はできる
④解約手続き・増額変更手続きの手間

【個人年金解約→iDeco資金スライドのメリット】
①60歳まで引き出せないというデメリットが共通なので、差し引きゼロ
②個人年金保険の年利0.65~0.8%→iDeco投資信託の年利率の方が圧倒的に期待ができる(4~7%)
③個人年金保険料控除額<<<iDeco所得税控除 なので、出口で課税されようが圧倒的に有利

もし保険料控除されるから個人年金保険に加入しているのなら、圧倒的にiDecoに変更の方がおトクだと思います。
もちろん、両立させるのも手でしょう。
しかしこれ…民業圧迫にならないのかしら

しかも7000円引き上げどころか、iDeco+確定拠出年金で月6万2,000円限度なら、さらに月1万5,000円ほど追加できる様に聞こえるのですが、どうなのでしょう?

以上。


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