新NISAの投資枠を貯めきったらどうする問題

私は思い込みが激しいタイプで、視野が狭く当然のことに気付かなかったりします。
今回は新NISAの最終地点に関する思い込みが解けた話を記録します。

新NISAは、とにかく最速で1800万の投資枠を貯めきった方が、最終的な評価額が高いとされています。
15年という長期的のドルコスト平均法より、投資信託の再投資の利益の方が高いという理由ですね。当然だと思います。

もちろん最速5年で貯め切る人はごく一部だと思います。ただ情報によるとつみたて枠月10万投資を行っている割合は高いらしいです。凄いですね。
私もできるだけ最優先で貯めたいとは思っていますが、まぁ5年とは言わず10年くらいでできたら御の字かなと。

もし貯め切った場合、以下の様に考えていました。
・クレカ投資のポイント還元をフルに活用するために、貯め切る前年くらいから成長投資枠を売却し、翌年のつみたて枠用に投資枠を120万円分空けておけば、継続的にクレカ投資によるポイント還元を受けることができる!

もうクレカ投資で何ポイントもらえるかとか、そっちに頭がいっちゃって…総合的な利益が見えなくなっちゃってました。

ふと考えたのですが、どう考えても以下になると思います。

成長投資枠投資時120万円分が1年間で増やす利益 > つみたて投資枠に毎月10万投資して得ることができるクレカ投資のポイント還元+つみたてた分の投資利益

クレカ投資で得られるポイント還元は最大でも3%で、SBI証券でクレカ投資以外500万円以上使わないといけない上に年会費もある事を考えると、最大でも2%還元程度でしょう。
最大投資時120万円分(再投資で増えた分もあるので実際はもっと)が年間で稼ぐ利益は、だいたい5%とかで計算されることが多く、この時点で2倍以上。
しかもつみたては10万円から徐々に貯めていくのに対し、投資済み成長投資枠の投資時120万は満額からスタートと圧倒的な差。
いやはや、思い込みで面倒で損なことを考えていました。

当たり前だろ…と思った方は、笑ってやってください…

道理でどこにも貯め切った後の事について書いていないわけだ。

クレカ投資のポイントが欲しい場合は、新NISA分はお金が必要な時以外は触らず、素直に特定枠を使って投資すればいいだけでした。
売却しない限り税は発生しませんし、売却したとして利益の20%。国内株にチャレンジするか、引き続き投資信託を貯め続けるか、またその時に考えたいと思います。

以上


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